MRT(6034)の株価が急騰、続伸しています
MRTはS高で株価2092円。
時価総額はまだ40億台です

20160208-001

↑はMRTの日足チャート

  • MRT(6034)の考察

フリーランス医者の増加は一つの社会問題であり一方では医師不足の分野アリ
遠隔医療はこの雇用需要問題ををマッチングさせるという新しい市場を作り出す


今の日本の医者の世界には問題点があります。大量のフリーランスを抱えているということです。
リアタイアした団塊世代、と、コアとして働いたりしていない女医の存在があるためです。
働く医者は(収入はともかく)労働実態はブラックだし、一人で4人も5人も入院患者を抱えています。
患者の大きな病変があればいつでも駆け付けなければならない
過酷な労働を嫌がってフリーになる医者が多いのです

そしてアルバイトでも並の会社員以上に稼げるし食べていくには十分な職業でもあるためフリーランスの医者は多い。

MRTは医師の紹介コンサルティングなどををやっている企業で
主にパートで働きたい医者の紹介システムがメイン事業です

同様の業種としては大手のエムスリー(2413)があります。ソニー傘下で非常に高収益
エムスリーは医者の間でもよく認知されています

後発のMRTはどのくらい事業規模を伸ばせるでしょうか?


実は医者の紹介料は世間一般が思っているよりも遥かに高く利益率の非常に高い業種です
MRTは健康コーポレーション(ライザップ)などと提携しこのフリーランス層を活用しようという
ニッチにみえるけど本流。面白い市場を狙っている

時価総額の小ささから言えば大化け可能銘柄だと思います
さて先日からMRTの株価が躍進しています
これには理由があって、それは「ポケットドクター」と言うサービスを発表したから


ポケットドクターとは?

遠隔医療健康相談サービス「ポケットドクター」
オプティムとMRTが業務提携し、共同で開発
2015/09/03 14:02
近藤 寿成=スプール
 オプティムとMRTは、IT医療・ヘルスケア分野における業務提携を発表した。オプティムが持つ画面共有をベースにした遠隔支援技術と、MRTが培ってきた医療情報や医師、医療機関のネットワークを組み合わせ、遠隔医療健康相談サービス「ポケットドクター」を共同で開発する。
 ポケットドクターでは、遠隔地にいる医療の専門家に健康の心配事を簡単に相談できるサービスを目指す。スマートフォンなどのスマートデバイスのカメラを利用。顔色や患部の状況を医師と共有することで、より専門的なアドバイスを受けられるようにする。
 利用対象は、多忙で医療機関に赴くことができない人をはじめ、医師不足に悩む地域や日本の医師に直接相談できない海外滞在期間中の人を想定する。すぐに医療機関へ行くべきか迷うようなケースも対象と見込む。サービスの具体的な内容や開始時期については、あらためて発表するとしている。



日経デジタルヘルスより引用


遠隔医療という考え方は別に新しいものではないです。
ドクター→ドクターという領域では患者の所見について頻繁に意見交換されているし、昔からアナログで写真や所見をふまえて遠隔地の他の専門医に意見を聞くのは普通にあることです。特に癌領域の細胞の検査は病理専門医などに聞くのが一般化されています。テレパソロジーと言ったりする

自分の専門領域でないものも診察する事は頻繁にあるし、
そういったものを診断するにはやはり他の専門の医者に意見を聞くのは当然の事です。

さてこのポケットドクターはどう利用するのだろうか。
一つ言えるのはこれは患者→ドクターという方式であるということです。

ある意味大胆な構想で、現在医者としては十分に働いていない層をターゲットにうまいことマッチングさせようという試みなのでしょう。なかなかおもしろい発想だとは思います。うまくいくのかはわからない。

診療で24時間対応なんて普通に考えればやりたがる医者がいるとも思えないですが、MRTにはライザップという入口があって病気ではないけど健康に気をつける人たちをターゲットにしているのではないか。と予想します。テレケア分野としてみたらかなりの成功する余地はあるのではないか。そう考えます

最近では薬のデバイスにITが進出してきています。遠隔ながら遠くにいる人の様々なデーターを取ることができより確かな遠隔医療の仕組みが実現してゆくことでしょう

日本は少子高齢化。老齢人口の爆発によって死を医者が見とれないという「看取り医不在問題」がこれから現実化してくると言われています。これはそういう領域をも遠隔医療の範疇になるかもしれないですね

今後の展開を見守りたいと感じる株とそのニュースですね



トレード日記 ブログランキングへ