去年、2015年、幸運にも株資産円1億トレーダー、いわゆる億トレ、億り人になることができました。5年前の2011年は保有株残高は約500万円。その後入金も出金もありますが現在1億円以上保有しており、おおよそ5年間で20倍以上なっています。この中でポイントになった売買銘柄は4つだけです。

  1. ・2011年の東京電力空売り(短期スイング)
  2. ・2012~2013年の富士重工(トレンドフォローのポジション)
  3. ・2014年のトヨタのトレード(トレンドフォローのポジション)
  4. ・そして今(2015~2016)保有している持っているそーせいのトレード(トレンドフォローのポジション)

僕は株式投資をはじめたのは2004~5年あたりです。初期資金は200万ほどで、双信電機という銘柄を100万円程度買いました。何をやっている会社か知らなかったし、株式についての知識もない。なんとなく買った銘柄です。特に損も利益も出ませんでしたが、初心者なんだからとりあえずやってみようという学生気分の延長のような感覚でした。当時はSBI証券ではなくEトレード証券という名前で、トレード界隈はネットの手数料が非常に安くてオンライントレードが花型になった時代でした。Eトレードは当時は一番手数料が安く良い証券会社だったと思います。

その後2006年のライブドアショックであったり、ライブドアショックによるIT不信によるマザーズ、ヘラクレスの暴落があり、それをどうにか乗り切きったあたりにリーマンショック。1000万以上利益があった年もあったのですが、すぐに元に戻っていく、なすすべなくお金が減っていくヌーブnoob(初心者)でした。今思えば初心者にありがちな錯覚をたくさん経験したのは良かったです。2011年以前の失敗談はこれからおいおい書いていこうかと思いますが、今回は最も自分の中で大きかったトレード。noob脱出と契機となったの東電空売りを記事にします。


東電空売りの概要


2011年3月11日に東北大震災が起きる。巨大な津波が福島原発を襲う
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3月11日の夜半には福島第一原発の全電源を喪失が明らかになる
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電源喪失は原発コントロールを不可能にする事を理解。人生初の空売りを決断
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3.14には水素爆発があり放射線が各地で測定される
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チャート戦略をいくつも立て、3月17日に741円で寄り付いたところから1100円まで売り上がり、無事に空売りを成功させて短期でおおよそ+700万、合計1200~1300万まで増やした



3.11前後の東京電力のチャート。
20160211-001


具体的に見ていきます


まず状況から。
津波によって東京電力の福島原発、電源が届いていないという情報が多数でてきます。発信源は当然2ch電力板(笑)。電源がないと原子炉を冷やすことができないためメルトダウンするという専門家の意見もどんどん発信されていて情報としての質が高いと認識します。情報は点では意味が無く線や面で考えないといけない

福島原発はメルトダウンを起こすであろうこと、対応する原発災害の賠償に関する法律や保険会社の負担量なども読み込んでいきます。結論としては東京電力は被害補償では前代未聞の賠償が必要であろうこと、これらを確信します。週末であったことも幸いしました

空売りはハッキリいって怖い。天井がないからです。そして僕は当時空売りをしたことがありませんでした。なのでここで勝って自身を付ける必要があった。だから圧倒的にデーターを集める必要があり法律や工学的な知識だけでなく水素爆発のあったあとは当時の各地の放射線量なども毎日確認していました

その上で東電の空売りの戦略を立てます。まずS安の比例は取れないだろうから戦略は寄り付いたら買う。反発するだろうからそこでナンピンを入れる。というスタンスで挑みます

3月14日に原子炉建屋が爆発し、各地の放射線量計の数値が跳ね上がります。賠償はほぼ確実なものと成りました。株価というより恐怖のほうが強かったです

チャート上3月17日に東電は寄り付きます。寄り値741円。ここで3000株空売り約定します
需給上大きなリバウンドを想定していましたがほぼ想定通りの動き
3日リバウンドした後の1100円で5000株空売りナンピン。
下がりだしてから950円付近で追撃の5000株。合計13000株ほぼ全力の空売りを仕掛けました
維持率30~40%のフルスロットルです

その後見る間に下がりだし安全圏に。株価が450~500円付近でうろついて、戦は終わった感。この時期に利益確定。エントリーから10日と少しの大勝負でした


いまから見るとそれほどの金額ではないのですが、資金が短期で2倍以上になり、また空売りで勝てたことが大きかった。リーマンショック前にはこれ以上の資産があったこともありました。その時は買いオンリー。上昇相場、下落していく相場、どちらか見極めれば、どちらの相場でも勝てるという自信がもてた。これが僕に与えた安心感は非常に高かったのです。

情報で勝った部分もあり、積み上げたデーターは裏切らないということが確信になった瞬間でもありました。後に続く富士重工やトヨタのトレードは、このデータを積み上げてから勝負する方法(月間販売台数や為替の読みなど)を基にトレードしています


相場では勝てるときに集中して資金を入れ、8分の成果でさっと撤退する。これは理想ですが、そんなスマートな取引はなかなかできないものです。東京電力の空売りは理想に近いトレードができ本当に自身がつきました。



・・・この年はこれで気が大きくなって、FXに手を出し、初心者なのにフルレバでドル/円を78円でショートするという愚行を犯して300万(完全にロストカット)くらい損したんだけどな!!\(^o^)/





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